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(ト9) 九谷焼 [北村 隆] 金彩香櫨　共箱　栞　美術工芸品　和モダン
古伊万里染付蛸唐草文、磁器の中鉢です。備前焼　山麓窯　村上昭義備前焼　友箱入り。\r\r中鉢の胴には目一杯に「蛸唐草（たこからくさ）」文が、その下の高台脇に向かう裾には連続する規則的な「コの字」文（名称？）が、また、見込みの縁には「四方襷（よもだすき）」文、底には「松竹梅」文が、手書きされています。民芸 手付壷 ピッチャー 舩木窯 布志名焼 スリップウェア 船木研児舩木道忠。\rネット上には、江戸後期〜末期の古伊万里磁器の中に、出品と同じ組み合せ文の染付蕎麦猪口が少なからず見られます。アンティーク 古伊万里 色絵鶴亀文菱形皿 文化-文政 江戸期 鑑定書付き。出品の中鉢も同時期のものだと思われます。Ｘ291　時代品　中国粉彩花瓶　特大作品。\r\r「蛸唐草」文は、強い生命力、途切れなく伸びていく様子から「繁栄・長寿」を意味するとされています。志野焼抹茶茶碗、重兵衛窯、佐藤重造作。「コの字」文は、単純そのもので裾に描かれ目立ちませんが、鉢をひっくり返すと、主の「蛸唐草」文を引き立てる効果的なコントラストであることが分かります。レッドウェア　アメリカ　陶器　骨董　アンティーク。次に説明する「四方襷」文と同じ役割の日本（？）の文ではないでしょうか。中国美術 青釉 楕円形 洗 碗 17.5cm(K-LC678)。「四方襷」文は、器の主となる絵文様を引き立てる連続する背景文様とされますが、１４世紀中期中国の元時代の染付に用いられて以来、明時代には多用され、それが古伊万里などの背景地文に応用された、と説明。Ｐ１４３　水指　『寺田嘉扇造』『白金彩秋模様』『平水指』　共箱　茶道具。\r「松竹梅」文は、それぞれ独立した植物ですが、松は長寿と繁栄を、竹は節度と強さを、梅は純粋と耐え忍ぶ心を象徴するとされ、古来、日本人の価値観や美意識の象徴として愛されてきた植物、と説明されています。中国宋時代　定窯白磁草花文鉢　幅約20.4㎝　トヒコカ　東さ7-0216☆2F。\r\r出品の染付中鉢のいずれの文も、吉祥を招く目出度さを彷彿とさせるものです。大サイズ・小堤晶子・花器。中鉢には、製造時に生じた小さな黒褐色の点（フリモノ）やピンホール（大の凹み）が所々に見られますが、貫入やニュウなどの傷はほぼありません。W179-2 清朝期 古染付青花画 小皿 小鉢 在銘 康熈年製 3枚セット　I。使用時に生じたと思われる汚れ、欠けやヒビなどの損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品と言えると思います。招き猫　加州猫寺　古瀬戸？　アンティーク。\r\r大きさ（㌢）重さはおよそ次の通りです。人間国宝　金重陶陽　備前　花入。\r高さ６．７、高台０．４、高台径５／\r口縁外径１４．５、内径１４．３／\r重さ２１０㌘／\r\r出品の古伊万里の中鉢は、描かれた吉祥文もさることながら、中鉢としては肉厚の薄さが特徴的な染付磁器です。薩摩　島津丸十紋　 極上吸引壺 　金彩赤絵　菊文　江戸中　真鍮吸引口　 珍品壺。汚れや損傷はほとんど見られず、良好な状態の美品です。九谷焼　色絵瓜　三代三ツ井為吉。食卓に出す染付蛸唐草文の一鉢にどのような料理を盛り付けるか、思いを巡らしていただけると幸いです。Ｗ209 江戸期 古伊万里 染付 蛸唐草猪口 20客セット 　GG。