【テレビで話題】 ●極上和本YM4693●〈倹約〉斉家論［倹約斉家論］石田梅岩 勘平 石門心学 延享板B 和書

■〈倹約〉斉家論［倹約斉家論］石田梅岩 勘平 石門心学 延享板B

【判型】半紙本2巻2冊。名席図解・茶室寸法図録/北尾春道/茶室意匠構造図/60図/昭和16年。縦223粍。古書　習画百題　全5冊　木版彩色摺　安値で出品。

【作者】石田梅岩（勘平）作・序。●極上和本YM2679●女鏡秘伝書［をむなかゝ見］（慶安3年初板本）野田弥兵衛作か 稀書往来物・仮名草子。

【年代等】延享元年5月序。和本 為永春水 人情本20冊 梅暦発端・春色梅児誉美ほか。延享元年9月初刊（［京都］小河新兵衛（玉山園）板）。●極上和本YM2783●〈頭書絵入〉百性往来童子宝［百姓往来］明和8年板・早印 禿箒子作 大本最古本 稀書往来物。

【備考】分類「心学」。●極上和本YM2928●〈筆宝習学〉大坂状〈曽我進・返〉（元禄頃）稀書往来物。『〈倹約〉斉家論』は、万人が生まれながらにして持っている、私心のない正直に立ち帰るための実践行としての倹約を説いた、梅岩の晩年の著作。故実叢書・装束集成・6冊/今泉定介/儀式・故実書を網羅した有識故実の原典として辞典の項目にも掲載されるほど著名であり国民の財産である。上下2巻からなり、まず上巻は、梅岩が享保14年に開講してからの15年間を振り返り、日頃から門人に倹約を説いてきたが、その教えを長年受けてきた門人の有志が「家を治るは倹約が本」と得心し倹約の実践を誓い合ったことを紹介し、倹約に思いが至ったのは殊勝なことと讃える。0023340 武藏坊辨慶異傳 絵入 前後編 10冊揃 伊丹屋善兵衛 前川喜兵衛 天保3年。しかし、衣食住は人間の楽しみだから世間並みにすべきだとある学者が批判したのに対し、梅岩は今日の衣食住は奢りそのもので、町人が破滅するのも全て愚痴と奢りのためだと戒め、富裕な町人の伊勢参りや大坂での大火事の罹災者の話を引き、平和な社会で暮らせる御高恩を強調する。＠1927年 孫文の支那 検索:北京刊 古建築 GHQ 禁書 生写真 軍閥 革命党 中華民国 蒋介石 汪精衛 張作霖 張宗昌 孫傅芳 閻錫山 事変 満州国。下巻は、儒書の講釈の際に、梅岩が袴着用を義務づけないのは非礼であり聖人の道を説くことを批判する者との問答から始まる。紋典　昭和七年（Ｐ084）。梅岩は、実意のない形式的な礼こそ非礼であり、誰もが気兼ねなく聴講するための配慮だと反駁し、「文学は末、身の行ひは本」という本末を見極めることが学問の要であると述べる。和本　再版 古今銘盡大全 全4冊　古今銘尽大全。続いて、門弟達が申し合わせた「倹約の序」を披露するが、これを批判する者との問答で、修身斉家のための倹約に身分の違いがないこと、名聞・利欲・色欲などの放心が不仁を招くこと、私欲に基づく吝嗇と正直に基づく倹約の違いなどを諭し、「倹約をいふは他の儀にあらず、生れながらの正直にかへし度為なり」と明言する。●極上和本YM2782●修斉訓 山本邦好 西谷良恵 安政4年 斎政館蔵板 往来物・教訓 書袋付 極美本。さらに、洪水の被害により売掛金が回収できず借金の返済もままならない商人の相談に対し、梅岩が「家財残らず売り払ひ、赤裸になり、借金を済さるべし」と助言した逸話から、「ありべかゝりの正直」を貫く意義を説き、梅岩が勧める「倹約」が単に衣服や財器のことではなく、「私曲なく心を正しふする」ことにほかならないと諭す。●極上和本YM2903●〈略註〉実語教・童子教（題簽付）辻本基定注 池田東籬書 天保15年 堺屋仁兵衛板 稀書往来物 原装題簽付・美本。なお、初板本（小河新兵衛板）刊記部分の書籍広告中に、「倹約斉家論 二冊 同（石田先生）撰 童蒙ノ為ニ四民日用家脩ノコトヲ平仮名ニテ記ス」と紹介する。0024862 写本 犬追物故伝書抜粋 写記不明。なお、初板本には下巻末尾の「門人蔵板」の記載がなく、明和5年板以降に付記された。神社古図集/わが国の神社の境内・社殿の古絵図を集成し解説を付したもの/奈良時代から桃山時代/130図版/1000部/宮地直一監修/昭和17年。

★原装・題簽付・状態良好（表紙やや摩滅）。実験航空読本/豊田堅三郎/昭和19年/3500部/国民学校高等科の生徒を主な対象に実験航空学を僅かな器具と狭い教室とでわかり易く面白く述べた。【参考価格（初出品時の相場）：日本の古本屋で、原装・題簽付が、2,000円（痛有）～4,000円（題簽痛・表紙痛・少虫損）】。■『かなふみ(神名書)』 阿波大宮神主伊豫守・藤原充長謹著。安永８年(1779年)刊。■大阪心齊橋通南・大坂書林發行。■稀覯神代文字資料。。